とろりとおいしい黄身を余すところなくいただきたい半熟卵の目玉焼き。お箸で食べるならともかく、ナイフとフォークを使う場合、お皿を汚してしまいやすくなりますよね。
ここでは、おいしさと食後の美しさを両立させられる食べ方を伝授していきますね。
スポンサーリンク
卵料理の食べ方の基本
卵料理をいただく際にはどんな卵料理であっても共通する基本となる美しい食べ方があります。それは黄身の黄色が残らないように食べること。
卵料理の多くはふんわり、とろとろの食感を楽しむためにやわらかく料理されるケースが多いです。確かに食欲を刺激されるのですが、どうしても卵の黄色がお皿に残ってしまいがちです。
これでは食事七則のエンディング美の法則に反してしまいます。知らない方や忘れた方は下記の記事で復習しておきましょう。
テーブルマナー初心者のための食事七則その7「エンディング美の法則」
目玉焼きの美しい食べ方の手順
目玉焼きにはこの手順に従って食べれば、最初からエンディングまで美しくいただけるという手順があります。説明していきますね。
黄身に切り込みを入れる
一番最初にやることは黄身に軽く切り込みを入れることです。そうすることで白身を黄身につけることができるようになります。
左手前から右奥へ
そして、左の手前から右奥へ向かって一口サイズに切って黄身をつけながら食べていきます。これはステーキを切るのと同じ手順です。
また、お箸でいただく場合も同じ手順です。
スポンサーリンク
目玉焼きをいただくときのタブー
目玉焼きは最初に黄身を完全に割って食べるという方が多いのですが、それでは黄身が不要にあふれ出してしまいます。
そのため、君には軽くだけ切り込みを入れるのです。
もう一つのタブーは白身の部分を先にすべて切ってしまわないことです。これはステーキなどと同じ理由で、うまみが逃げ、お皿も汚れやすくなるためです。
切っては食べ、切手は食べを繰り返しましょう。
図解 社会人の基本 マナー大全
最後に良書を紹介しておきます。マナー初心者が知っておくべき知識を網羅的に学ぶことができます。
食事に限らず、あいさつやおもてなし、上司の家での振る舞いなどなかなか普通に生きていては知ることができない作法を学べるので、非常におすすめですね。