洋食

フランス料理のテーブルマナー~フレンチに行く前に知っておきたい3つのこと~

投稿日:2016年11月29日 更新日:

フランス料理はナイフやフォークの数が多く、何も準備していかなければ、何から手を付けていいのかわからずに緊張してしまうということになりかねません。

ということで、今回はフレンチに行く前に知っておきたい基本マナーを紹介するので、フレンチに行く前にはぜひとも確認しておいてほしいと思います。

フランス料理のテーブルマナー

まず、フレンチで特に意識しておいてほしいことが食事七則の指先フォーカスの法則です。知らない方や忘れた方は下記の記事で確認しておきましょう。

テーブルマナー初心者のための食事七則その2「指先フォーカスの法則」

ナイフやフォークを持つ指に力を入れずにふんわりと持つと指先から全身に緊張がほぐれて自然とリラックスできるのです。

普段、フレンチに行く機会が少ない人はフランス料理のお店に行くとどうしても緊張してしまいがちなので、まずは緊張を解くことから始めましょう。

入店時

コートを着ている場合はコートを脱いで片手にかけてからお店に入りましょう。お呼ばれした家に入るときや就職面接の会社に入るときと同じです。

そして、玄関で大きな荷物やコートを預かってもらうか、自分でハンガーにかけましょう。

カップル

そして、カップルでフレンチに言った場合、男性がドアを開けてあげて、女性が前を歩きます。そして、お店の人が女性を上座に案内するので、女性は迷わず上座に座りましょう。

男性は女性が座ってから座るようにします。そして、座るときは左側から座るようにしましょう。

マナー1・ナプキンの扱い方

それでは、まずはナプキンの扱い方から入っていきましょう。ナプキンの扱い方はお店側への合図になります。お店とのコミュニケーションのツールだと思っておきましょう。

まず、ナプキンを広げるタイミングですが、実は料理が運ばれてきてからではなく、全員が席についてから広げるのです。

ナプキン

これが「食事をいただく準備ができています。」という合図にもなるのです。広げる際は折り目を手前にして膝にのせましょう。

手や口の汚れはナプキンの内側を使ってふき取るようにすれば、汚れた面が人目に触れずに済みます。そして、お手洗いなどで食事の途中で席を立つ際はナプキンを椅子の上に置いておきます。

最後に、おいしく料理を食べ終えた後はナプキンをたたまずにテーブルに置きます。きっちりたたんでしまうと、「おいしくなかった」ということを暗に示すことになってしまうのです。

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マナー2・ナイフとフォークを使う順序

披露宴のフルコースなどではあらあじめテーブルの上にカトラリーがセットされています。これは出される料理に合わせて、セットされているのです。

たくさんあって混乱する気持ちはわかりますが、これらの使い方はいたって簡単です。

フレンチ

一番外側から順に内側に向かって使っていくだけです。上記の画像を参考に簡単に説明しておきますね。

グラス…大きいほうが赤ワイン用のグラス、小さいほうが白ワイン用のグラス

外側のナイフとフォーク…オードブル(前菜)用

右側のスプーン…スープ用のスプーン

内側のナイフとフォーク…肉用

真ん中のお皿…位置皿

左側のお皿…パン皿

 

魚料理も出される場合、魚用のスプーンとフォークが画像よりも一つずつ多く用意されていたりする場合もあります。

また、バターナイフやデザート用ナイフも最初から用意されている場合もあります。いずれにせよ、外側から使っていけば、間違うことはありません。

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マナー3・カトラリーの置き方

食事中と終了後ではカトラリーの置き方を変えます。食事中にナイフとフォークをいったん置くときは「まだこの料理を食べている途中です。」という意思表示になる「ハの字」にします。

ハの字

食べ終えたらナイフとフォークは並べておきます。このとき、長さの半分以上をお皿内のおさまる用ようにして置いておくとベストです。

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フランス料理の基本的なコースの流れと食べ方

お店によって品数が異なるコース料理ですが、ここではフォーマル度の高い8品を紹介しておきますね。

アミューズ

居酒屋で言うお通しに当たるのがアミューズです。一口で食べられそうな小さな料理に小さなスプーンやフォークが添えられて出されるのが特徴です。

アミューズ

オードブル

色彩豊かで塩気のあるものが多い2品目がオードブルです。

オードブル

手でつまんで食べられる料理が出されることもあります。盛り合わせであれば、手前から時計回りに食べすすめるのが基本です。

スープとパン

お案は正式にはスープを飲んだ後で食べ始めますが、最近では前菜で配られることが多いため、最初から食べ始めても構いません。

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ここでのポイントはスープは垂らさず、音を立てずに飲むこと。。正しいスープの飲み方は下記の記事で紹介しています。

洋食のテーブルマナー~美しいスープの飲み方~

フランス料理のスープはフランス式にのっとって、奥から手前に向かってすくうようにしましょう。

そして、パンは一口分ずつちぎって、食べる分だけその都度バターを塗りましょう。正しいパンの食べ方は下記の記事で紹介しています。

洋食のテーブルマナー~美しいパンの食べ方(バゲット編)~

ポワソン(メインの魚料理)

ポワソンとは、魚や貝類やカニ、エビなど魚介類を指します。魚は身がボロボロにならないように左からかたまりで一口大に切って食べましょう。

ポワソン

甲殻類はフィンガーボウルと一緒に出されたら手で食べてもいいというサインです。ちなみに、フィンガーボウルの使い方は下記の記事で紹介しています。

洋食のテーブルマナー~美しい肉の食べ方(骨付き肉編)~

ソルベ(口直しのシャーベット)

小さなかわいらしい器に盛りつけて出されるシャーベット。こちらは器は持たずにいただきます。

ソルベ

デザートではなく、あくまでも口をさっぱりさせるという意味のものです。

アントレ(メインの肉料理)

牛、豚、鶏だけでなく、季節によっては鴨、鹿、雉などのジビエを選ぶこともできます。

アントレ

肉料理の際は、同時かこのあとにサラードゥ(サラダ)が出されるのが正式です。

デセール(デザート)

フランス料理ではデザートもフルコースでいただきます。

デセール

カトラリーはここで新たに用意されます。

カフェ・プティフール(コースの締め)

濃いデミタスコーヒーとプティフールと呼ばれる小菓子が出されます。

コーヒー

フランス料理は油脂が多いのでコーヒーとの相性は抜群です。

フランス料理のテーブルマナーのQ&A

フランス料理でありがちなミスやこういう時はどうしたらいいのかわからないという代表的な質問に答えていきますね。

カトラリーやナプキンを落とした時はどうすればいいの?

カトラリーやナプキンを落とした場合は自分で拾うべきではありません。スタッフの方にお願いして拾ってもらいましょう。

同様にワインがなくなった場合も自分で注がず、注いでもらうのがマナーなのです。

メニューが何を書いてあるのかわからない

メニューを見ても何が何だかわからないのは初心者であれば、当たり前のことで、お店の人もそれをわかっています。

なので、お料理だけでなく、ワインであっても気軽に聞きましょう。テイスティングをさせてもらうことも可能です。

どんな服装をしていけばいいの?

服装は行くお店によっても変わります。三つ星のレストランであれば、ジャケットにネクタイをしていくのがベターですし、ビジネスホテル程度なら私服でも全く問題ありません。

もちろんサンダルやジャージはNGですが(笑)。

記念日などではジャケットくらいは羽織っていくのがいいでしょう。女性はワンピースを着ていけば全く問題ありません。

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