和食

和食のフルコース「会席料理」のテーブルマナー~流れから食べ方まで~

投稿日:2016年11月30日 更新日:

和食のフルコースである会席料理で最も意識してほしいことは「五感を研ぎ澄ましていただくこと」です。

料亭

見た目、香り、触感、味、音、すべてを楽しむことが結果的に美しい所作につながるというイメージです。それでは、会席料理の流れから食べ方まで紹介していきますね。

会席料理の流れと食べ方

会席料理は一品ずつ運ばれてくるので、出てきた順にいただきます。各料理の食べ方を抑えておきましょう。

基本的には食事七則を守った食べ方をしていれば、間違うことはありません。

テーブルマナー初心者のための食事七則その1「フェイス・トゥ・フェイスの法則」

先付

先付をいただく前にお茶かお酒を先に一口いただくのが基本です。このとき、一口で飲み干さず、何回かに分けて飲み干すようにしましょう。

お酌の仕方、受け方、お酒の飲み方は下記の記事で紹介しています。

お酒の席でのテーブルマナー~お酌の仕方と受け方、お酒の飲み方~

先付

先付の多くは肴の盛り合わせ。手前から食べ進めて盛り付けを保ちましょう。これは食事七則の絶景キープの法則に通じることです。

テーブルマナー初心者のための食事七則その6「絶景キープの法則」

お吸い物

お吸い物は箸洗いとも呼ばれていて、本格的な料理の前にお箸と口の中をきれいにするためのものです。

お吸い物

ふたを開けたらまずは香りを楽しみましょう。次に汁をいただいて、その次に具をいただきます。詳しいお吸い物の食べ方は下記の記事で動画付きで紹介しています。

和食のテーブルマナー~美しい汁物の飲み方(お吸い物・お味噌汁編)~

お造り

お造りはたいていが赤身と白身の盛り合わせです。淡白な白身や貝類からいただいて、味の濃い赤身は最後の方にいただくのが基本の流れです。

お造り

これに関しては握り寿司の食べ方と同じですね。気になる方は見ていってください。

和食のテーブルマナー~美しい握り寿司の食べ方~

お造りをいただくときに最も気を付けてほしいのがしょうゆです。多くの方がしょうゆにワサビを溶かしてしまうのですが、これはNG行為です。

そうではなく、わさびはお魚に直接つけてそのお魚を醤油に軽くつけていただくのです。 


動画の40分35秒あたりから刺身のマナーを勉強できるので、見ておいてください。しょうゆ皿を手に持つのが基本だということも知らない方が多いと思います。

スポンサーリンク

煮物

煮物は炊き合わせとも呼ばれていて、旬の野菜が数種類入っています。汁気があれば器をもって食べましょう。

煮物

煮汁は器から直接飲んでも構いません。

スポンサーリンク

焼き物

焼き物の主流は旬の魚介類を焼いたものです。肉が出てくることもあります。焼き魚の正しい食べ方は下記の記事で紹介しています。

和食のテーブルマナー~焼き魚の美しい食べ方~

ここまでが会席料理では必ず出てくる一汁三菜です。ここからは+αのオプションで店によってつがいが出てきますね。

揚げ物

魚介や野菜を使った天ぷらや精進揚げなどが多く登場します。正しい天ぷらの食べ方は下記の記事でも紹介しています。

テーブルマナー初心者のための食事七則その6「絶景キープの法則」

天ぷらは盛り付けを崩さない食べ方を意識しましょう。

蒸し物

会席料理の蒸し物の定番は茶碗蒸しです。蒸し物はかなり熱い状態で出されることが多いので、気を付けましょう。

茶碗蒸し

蒸し物は禁止事項をやってしまいがちです。

・フーフーして熱を冷ます

・まぜっかえしてしまう

・音を立ててすすってしまう

これらすべてタブーです。

酢の物

酢の物は量が少ないことが多いですが、一口で食べてしまうのはやめておきましょう。これも混ぜることはせずに、一口ずついただきましょう。

ごはん

最後のお食事にはごはん、お味噌汁か赤だし、お漬物。このあたりが出てきます。汁物は止め椀と呼ばれ、これが出てきたらお酒はストップの合図です。

正しいご飯の食べ方は下記の記事で紹介しています。

和食のテーブルマナー~美しい白ご飯の食べ方~

デザート

会席料理の最後にはデザートが出てきます。水菓子と呼ばれるものですね。これらはとにかく食べ終わりが大事。食事七則で言うところのエンディング美ですね。

テーブルマナー初心者のための食事七則その7「エンディング美の法則」

果物の種は一か所にまとめ、ミカンの皮はたたんでまとめるなどエンディング美を意識しましょう。

-和食

Copyright© テーブルマナーの達人 , 2017 AllRights Reserved Powered by micata2.